Suicaのペンギン、ついに卒業 在庫限りで販売終了へ

改札でタッチするたびにこちらを見つめて癒してくれていたペンギン。そんな「Suicaのペンギン」が、いよいよ姿を消すことになりました。

JR東日本は2026年8月26日、現行のペンギン柄Suicaカードについて、各発売箇所の在庫がなくなり次第、販売を終了すると発表しました。2001年の登場から25年(ということは25歳なのか?!若いなぁ)、通勤・通学のお供として静かに寄り添ってくれていたキャラクターだけに、発表を知って思わず「え、本当に…?」と少なからず、ショックを受けたのは私だけではないはず。

なぜ「Suicaのペンギン」は卒業するのでしょうか

Suicaのペンギンは、イラストレーターで絵本作家の坂崎千春さんが生み出したキャラクターです。手足の短い、どこかとぼけた表情のあのフォルムに、心を掴まれた方は少なくない。Suicaの誕生と同じ2001年からずっと券面や広告で見守ってくれていたペンギンですが、今年でSuicaは25周年という大きな節目を迎えます。JR東日本は、このタイミングで新たなイメージキャラクターへとバトンタッチする方針を示したということです。この存在がいなくなると思うと、なんとも言えない寂しさがこみ上げてきます。

在庫限りで、あの姿は無地のカードへ

現行のペンギン柄カードは、駅の券売機など各発売場所で在庫がなくなり次第、順次販売を終了します。以降に発売されるSuicaカードは、キャラクターを用いない無地のデザインに変わってしまうそうです。まだ店頭に残っているうちに手に入れておきたい、記念に一枚は取っておきたいと感じる方も、きっと多いのではないでしょうか。

モバイルSuicaやApple Walletからもペンギンが消えてしまいます

今回の変更は、物理カードだけの話ではありません。Apple Walletに表示されるSuicaの券面デザインも、一時的に無地へと変更される予定だそうです。スマートフォンでSuicaを使っている方にとっても、これはなかなか大きな出来事です。画面をふと見たときに、いつものペンギンがいない――そんな瞬間を想像すると、少し切なくなります。新しいイメージキャラクターは、バトンタッチのあとにモバイルSuicaなどへ順次登場する予定とされています。

最後にちゃんとお別れができる、記念キャンペーンもあります!

JR東日本グループは2026年度を「Penguin Years」と位置づけ、Suica25周年に合わせたイベントを用意してくれています。9月からは電子マネー利用でグッズやポイントがもらえるキャンペーン、駅などのタグを読み取って集める「デジタルスタンプラリー」も予定されています。さらに10月30日から11月4日には上野駅でペンギンの歴史を振り返る展示が行われ、11月には山手線でペンギンの特別ラッピングトレインも走るそうです。長年寄り添ってくれたペンギンに、最後にきちんと「ありがとう」を伝えられる期間になりそうで、少し救われる気持ちになります。

まとめ

Suicaのペンギンは、25年という長い年月を経て、新しいキャラクターへとバトンを渡すことになりました。物理カードは在庫限り、Apple Walletの表示も一時的に無地になるなど、日々の暮らしに身近な部分での変化だけに、なんとも言えない寂しさを感じる方も多いはずです。

それでも、記念イベントを通じて感謝の気持ちを伝えられる機会が用意されているのは、せめてもの救いかもしれません。改札を通るたび、あの丸いフォルムを思い出しながら、新しいキャラクターの登場を静かに待ちたいと思います。


参考資料

  • 乗りものニュース「ペンギン入りのSuica、在庫限りで終了へ デジタルでも消える」
  • Impress Watch「『Suicaのペンギン』、券面から消える 在庫限り」
  • トラベル Watch「『Suicaのペンギン』物理ICカード、在庫がなくなり次第販売終了。Apple端末のSuicaも一時的にデザイン変更」
  • CNET Japan(Yahoo!ニュース掲載)「ペンギン柄の現行Suicaカード、在庫限りで終了 以降は無地に」
  • マイナビニュース「JR東日本、ペンギンのSuicaカードが在庫限りで終了へ – 以降は無地に」

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