夢はあきらめなければ叶う!山本高広が織田裕二と夢の共演

2026年9月18日、映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が公開された、まさにその日。ものまねタレントの山本高広が自身のYouTubeチャンネルとSNSで、この映画に出演していたことを明かした。しかも共演相手は、長年ものまねのネタにしてきた織田裕二その人だ。

この一報を見て「え、共演できたんだ」と素直に驚いた人、たぶん少なくないと思う。というのも、山本高広と織田裕二の関係は、ここ十数年ずっと「共演NG」の噂とセットで語られてきたからだ。

長年語られてきた「共演NG」の噂

山本高広といえば、参天製薬の目薬CMでの「キターッ!」のフレーズと、織田裕二演じる青島俊作のものまねで一世を風靡した芸人だ。ところが2008年、あるドラマの制作発表会見で、織田本人が山本のものまねについて「僕は笑えない。見ていると、心配になっちゃいますよ」といった趣旨のコメントを残したことが報じられ、その後、織田の所属事務所が名誉やパブリシティー権の侵害にあたるとしてテレビ局側に対応を求めたとも伝えられている。

これ以降、山本の織田ネタは事実上封印され、「織田裕二と共演NG」という見方がすっかり定着してしまった。2024年には『踊る大捜査線』の新作映画に織田が出演しない理由として「モノマネされるのを嫌がっているから」という報道が出た際、山本自身がSNSで「そんなわけない」と否定するひと幕もあったくらいで、直近までこの手の噂はくすぶり続けていたことになる。

14年ぶりの青島俊作、そこに山本高広がまさかの出演

そんな中での今回の発表だ。『踊る大捜査線 N.E.W.』は、織田演じる青島俊作を主人公とする劇場版としては、2012年の『THE FINAL 新たなる希望』以来14年ぶりの新作。プロデューサーの亀山千広氏、脚本の君塚良一氏、監督の本広克行氏という、シリーズを支えてきた顔ぶれも再結集している。

その節目の作品に、山本がキャストとして名を連ねていたことが、公式X上で「筋金入りの『踊る』ファン」というコメントとともに明かされた。山本自身もYouTubeで種明かしをし、長年信じてきたものが実現した喜びを、いつもの織田裕二の口調を交えながら報告している。

なぜこの共演が「夢が叶った」と言えるのか

正直、共演NGだった芸能人同士が同じ映画に出演すること自体は、探せば他にも例がありそうな話だ。ただ今回のケースが特別なのは、その「NG」の原因が、山本自身の代名詞ともいえる十八番のネタそのものだったという点だと思う。

売れっ子になったきっかけであると同時に、本人と本家との関係をこじらせる火種にもなってしまった「織田裕二のものまね」。それを封印せず、批判やリスクを承知でずっと続けてきたからこそ、今回のオファーにつながったのだとしたら、これはまさに「諦めなかった人に訪れた結果」と言えるんじゃないだろうか。

私が思うこと

私は、今回の一件で印象に残ったのは、山本が「夢が叶った」という言葉を、単なる決まり文句としてではなく、本当に長い年月の実感として語っているように見える点だ。2008年の一件から数えると、実に18年越しの共演になる。この間、干されたのではないかという噂に耐えながらも、ものまねという自分の武器を捨てずに芸能活動を続けてきた蓄積があったからこそ、今回のような形で報われたように見える。

「夢は諦めなければ叶う」という言葉は、ともすれば根拠のない精神論に聞こえがちだ。でも今回のケースを見ていると、大事なのは「諦めなかったこと」そのものより、「向かい風の中でも、自分の得意なことをやり続けた」という部分なんじゃないかと思う。批判やリスクがある状況で、自分の看板を下ろさなかった蓄積の先に、今回の共演があったように見える。

まとめ

山本高広と織田裕二の共演は、単なる映画の話題性を超えて、十数年にわたる「共演NG」の噂を知っている人ほど感慨深いニュースになっている。2008年のすれ違いから今回の実現まで、決して平坦な道のりではなかったはずだ。それでも自分の代名詞であるものまねを続けてきた結果が、14年ぶりの新作というタイミングで結実したことは、「夢は諦めなければ叶う」という言葉に説得力を与える出来事だと思う。


参考・情報源

  • オリコンニュース「山本高広、映画『踊る』にキター! 織田裕二とついに共演『地球に生まれてよかったー!』」(2026年9月18日)
  • スポニチアネックス(Yahoo!ニュース)「山本高広 織田裕二と共演の夢かなった!映画『踊る大捜査線』出演を報告『ずっとこの日を夢みてた!』」(2026年9月18日)
  • シネマトゥデイ(Yahoo!ニュース)「『踊る大捜査線 N.E.W.』新キャスト2名発表 山本高広、織田裕二と念願の共演」(2026年9月18日)
  • しらべぇ「山本高広、織田裕二に代わって一部報道否定『そんなわけない』『踊る大捜査線』めぐり…」(2024年4月2日)

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